けい’s blog

元NY駐在、現上海駐在。元マスコミ、現在金融屋。英語、中国の勉強法、筋トレネタ、時事ネタなどを気の向くままに書いていきます。

巣ごもり消費 運動器具が売れるかも?

日本でも中国のような外出制限政策が施行される(できる)とは考えにくいですが、外出を自粛するムードは高まりつつあります。

 

さて、巣ごもり消費です。先日の日経プラスではSARSのときに業績を伸ばした業種として、宅配、通販、DVD、ゲーム関連がとりあげられていました。 もうSARSからは長い月日が経っています。社会を取り巻く環境も変わっています。

 

今回注目されそうな業種について、中国上海の状況を見ながら考えていきます。

 

1. 宅配、通販サービス

 

これらは今回も重宝されることでしょう。ただし、宅配サービスを担う人が減少しており、配達代金は値上がりしています。 ご存知の方も多いと思いますが、中国では、ミルクティー一杯だけでも宅配サービスを使用する文化が定着しています。それだけ沢山配達員が沢山いるということですが、今は全然足りていないようです。 ちなみに以前ドライバーに聞いたところ、一回100円〜程度、一日数十回やっているとのことでした。 これらは今回も重要が高まり、伸びることでしょう。既に出前館等の株価は上昇していますね。

 

2. DVD、動画配信サービス、ゲーム類

 

言うまでもなく、今回も使用者が増えることでしょう。当時との違いという点では、Netflixをはじめとする動画配信サービスが浸透したことがあります。中国人の同僚らも様々なサービス、アプリを使用しています。

 

3. 運動機器、健康機器

 

同僚が口々に言っていたのは運動不足です。外出しにくい中、身体を動かせないことにストレスを感じる、太ってきた等の話を聞きます。 日本も中国ほど厳しい外出制限とまではならないものの、自宅待機を求められる場面は増えることでしょう。またジムも感染リスクが高いと言われており、休業となる場所も増えるような気がします。

室内、自宅の庭で使用出来そうなものとして何があるでしょうか。 私が思いついたのは、ヨガマット、ダンベルセット、なわとび、ランニングマシン、エアロバイク(お金ある人!)、シックスパッドのようなEMS器具、ビリーズブートキャンプのようなDVDあたりです。NHKの筋肉体操も視聴率上がるかも?他にもありそうですね。

 

室内で卓球、バドミントンをする家庭もあるそうですが、日本ではそこまで広い家は多くないことでしょう。

 

4. 食品、飲料関係

 

中国では旧正月休みによる物流停滞も相まって、スーパーなどで食料品の品薄状態が続きました。そのうち外出制限に備えてインスタントラーメンも品切れが相次ぎました。 日本でも、日持ちする食材、インスタント食品に対するニーズが高まるかも知れません。 あとは、ゆっくり食事をする人も増えるでしょうし、お酒も売れそうですね。

 

ではでは。